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2023 年度 実施状況報告書

水害による被災者のトランジションモデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K11162
研究機関福岡看護大学

研究代表者

末永 陽子  福岡看護大学, 看護学部, 講師 (00715154)

研究分担者 原田 広枝  兵庫大学, 看護学部, 教授 (60380383) [辞退]
坂 美奈子  国際医療福祉大学, 成田看護学部, 准教授 (30768594)
片穂野 邦子  長崎県立大学, 看護栄養学部, 講師 (30304976)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワード水害 / 被災者 / 再構築 / トランジション
研究実績の概要

本研究では、水害によって生活の再構築を余儀なくされた被災者を対象者として、「水害における被災者のトランジション(生活の再構築)モデル」を作成することである。
そのため、近年の水害の特徴である線状降水帯による影響を受け始めた「平成26年8月豪雨」年以降の水害を対象とした看護研究の文献検討を行った。その結果近年の水害がこれまでにないスピードと規模で被害を起こしていることで情報共有や支援に入る他機関との連携づくりに課題が生じていることが明らかになった。また、研究対象となった「令和2年7月豪雨」は2020年の災害であり、COVIDー19蔓延化で実施された災害である。そのため、避難所での集団生活を控える動きやホテルを利用したみなし避難所が生じている。この特徴はこれまでの水害では起きていない特徴であったことから、このことをふまえた水害による生活の再構築について考える必要性が示唆された。
「水害における被災者のトランジション(生活の再構築)のプロセスとはどのようなものか。」、「水害における被災者のトランジションの促進要因・影響要因はなにか」についてインタビュー調査を実施した。
インタビュー調査はMeleisの移行理論を基盤としたインタビューガイドをもちいて、半構造的面接とした。
現在、インタビュー調査中であり、今後はインタビュー調査から得た結果をもとに、質問紙を作成し、質問紙調査を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

インタビュー調査の倫理審査を受審し、インタビュー調査が継続中であるため

今後の研究の推進方策

現在、インタビュー調査中であり、今後はインタビュー調査から得た結果をもとに、質問紙を作成し、質問紙調査を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

本年度で終了予定であったインタビュー調査が延長していため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 医療系大学生の風水害への備え2024

    • 著者名/発表者名
      末永陽子、一ノ宮光那、生熊勇気、内田荘平
    • 学会等名
      第29回日本災害医学会

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公開日: 2024-12-25  

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