研究課題
本年度は、速筋線維と遅筋線維における反応性の違いに焦点を当てて実験を継続した。線維タイプにより筋萎縮に差があるなど、炎症性疾患との関連性が見られることが研究全体として明らかになりつつある。筋線維の変性と炎症性サルコペニアの間の関連性および本研究で明らかになった。また、電気刺激による受動的な筋収縮でも自動運動と同程度の効果が得れることも証明できた。電気刺激の様々な条件設定により、効果および効率性に差があったことから、このあたりは将来の治療介入ポイントのシードになりうる。これまでの研究成果をまとめ、Hypoxia with or without Treadmill Exercises Affects Slow-Twitch Muscle Atrophy and Joint Destruction in a Rat Model of Rheumatoid Arthritis. Int J Mol Sci. 2023にて公表するとともに、海外学会にて発表を行い、成果を示すことができたと考えている。
すべて 2023
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
International Journal of Molecular Sciences
巻: 24 ページ: 9761~9761
10.3390/ijms24119761