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2023 年度 研究成果報告書

間質性肺炎患者に対する吸気流量知覚増強による息切れ緩和と吸気筋トレーニング新戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 21K11206
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関東京国際大学

研究代表者

金崎 雅史  東京国際大学, 医療健康学部, 准教授 (10707871)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードL-メントール / 呼吸困難 / 息切れ / 間質性肺疾患
研究成果の概要

間質性肺疾患(ILD)患者における吸気抵抗負荷呼吸によって誘発される吸気神経ドライブ(NRD)および呼吸困難の質と強度に対するOSMの影響を調査した.。OSMはL-メントール臭パッチを使用した。一方、プラセボはイチゴ臭パッチによる嗅覚刺激を使用した(OSP)。NRDは胸骨傍肋間筋筋電図活動を用いた。ShamおよびOSPと比較して、OSMは呼吸パターン/タイミングおよびNRDに変化をもたらさなかったが、空気飢餓感、呼吸不快感、吸気流量知覚を有意に緩和した。OSMは精神的呼吸努力感、呼吸努力感をプラセボと比べて有意に軽減した。OSMが吸気流の感覚を活性化し、ILD患者の呼吸困難の軽減に寄与した。

自由記述の分野

呼吸リハビリテーション

研究成果の学術的意義や社会的意義

L-menthol嗅覚刺激による呼吸困難緩和効果が間質性肺疾患でも認められたことは、間質性肺疾患の呼吸困難緩和方法の一つとして確立される可能性が高く、より臨床に実装化しやすい様式での検討が望まれる。

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公開日: 2025-01-30  

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