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2023 年度 研究成果報告書

脳血管障害急性期における分岐鎖アミノ酸製剤介入による転帰向上効果の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 21K11214
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関広島大学

研究代表者

細見 直永  広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 研究員 (70363190)

研究分担者 青木 志郎  広島大学, 病院(医), 講師 (10457236)
祢津 智久  広島大学, 病院(医), 講師 (10457260)
上田 恵子  公益財団法人神戸医療産業都市推進機構, その他部局等, 研究員(上席・主任研究員クラス) (30374383)
中森 正博  広島大学, 医系科学研究科(医), 助教 (30881297)
神沼 修  広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (80342921)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード分岐鎖アミノ酸 / 脳梗塞
研究成果の概要

脳卒中急性期症例において低体重や低栄養が予後・転帰を悪化させるということは、サルコペニアやフレイルが影響していると考えられ、積極的栄養介入の有用性を検討することを目的とした。そこで今回、脳卒中急性期患者に対して補助食としてBCAA製剤を用いたランダム化比較試験を行い、フレイルや栄養状態の改善に寄与しうるかを検討し、ひいては脳梗塞患者の転帰改善に寄与できる可能性を検討する。脳卒中急性期患者への栄養介入による転帰改善効果が得られれば、今後の脳卒中治療、急性期管理における栄養介入を提案しえる画期的研究となる。

自由記述の分野

脳神経内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳卒中急性期を対象とした積極的栄養介入の報告はこれまでにほとんどなく、特に急性期に栄養補給としてBCAA製剤投与する研究は初めての試みである。BCAA製剤は補助食品として市販されており、健康に及ぼす有害性は検出されていない。積極的栄養介入が転帰に寄与しえれば今後の脳卒中治療、急性期栄養管理を変化させる画期的研究となる。また、これは今後他の脳神経疾患にも応用できる結果を導き出せる可能性があり、脳神経疾患の転帰改善の道標となりえる本研究の意義は大変大きいものと考える。

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公開日: 2025-01-30  

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