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2023 年度 実施状況報告書

TKAインプラントCR型、PS型、MP型タイプ別の筋骨格モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K11221
研究機関湘南医療大学

研究代表者

山田 拓実  湘南医療大学, 保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻, 教授 (30315759)

研究分担者 大見 武弘  東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 理学療法士 (50749190)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードTKA
研究実績の概要

Medial pivot typeのTKA患者のリクルートを開始するため研究倫理申請書を湘南医療大学研究倫理委員会に提出し承認を受けた。東京都立大学の動作解析研究室の3次元動作解析装置を使用して測定を計画しているので研究倫理申請書を都立大学に申請する予定である。
回転対称軸の解析(SARA)VICON Nexus 2により、膝関節の回転軸を計算することが可能になった。回転対称軸算出法(SARA)は親セグメントと子セグメントの間の関数較正フレームを使用して回転軸を推定する最適化アルゴリズムである。親セグメント(大腿部)と子セグメント(下腿部)はスキンマーカー+ OSCT(Optimum Common Shape Technique)処理をする。この操作により反復性のある膝関節軸を計算可能となる。若年健常者を対象として膝関節の動作中の回転軸をスクワット動作等で検証を行った。
第54回日本人工関節学会の参加した。シンポジウム TKAのKinematicsは臨床成績に影響するか?では、TKA の術後キネマティクスと臨床成績に関する報告があり大変参考になり有意義であった。内側の安定性、medial pivot motion などが良好な成績に必要と多くの膝関節外科医が認識しているが、どの程度の安定性、どの程度のpivot motion が本当に望ましいのかなど、まだまだ分かっていない点も多い。本シンポジウムでは上記の報告内容を中心に講演があった。今後より多くの機種での術後キネマティクスと手術成績の関連の報告がなされていくことに期待したい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

Medial pivot typeのTKA患者のリクルートを開始するため研究倫理申請書を湘南医療大学研究倫理委員会に提出し承認を受けた。東京都立大学の動作解析研究室の3次元動作解析装置を使用して測定を計画しているので研究倫理申請書を都立大学に申請する予定である。湘南医療大学の研究倫理委員会からの承認書の発行が事務手続きのミスで発行が遅れており東京都立大学への申請が大幅に遅れている。そのためTKA各タイプの計測が実施できていない。

今後の研究の推進方策

Medial pivot typeのTKA患者のリクルートを開始するため研究倫理申請書を湘南医療大学研究倫理委員会に提出し承認を受けた。東京都立大学の動作解析研究室の3次元動作解析装置を使用して測定を計画しているので研究倫理申請書を都立大学に申請する予定である。
東京都立大学の研究倫理委員会の承認が得られ次第、TKA患者の測定を実施し解析を進める予定である。
解析はSIMMおよび回転対称軸の解析(SARA)により反復性のある膝関節軸を計算して解析を進める予定である。

次年度使用額が生じた理由

各タイプのTKA患者の歩行やスクワット動作中の膝関節の解析を計画しているが、研究倫理申請の遅れからまだ実施できていない。そのため被験者謝礼金の支出が実施されていない。そのため研究期間の1年間の延長申請を行った。
24年度は研究倫理承認後に各タイプのTKA術後患者のリクルート行い、動作解析を行う計画である。

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公開日: 2024-12-25  

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