代表者らがこれまで明らかにした慢性心不全において交感神経活動の亢進が慢性心不全患者における急激な体重減少・カヘキシアへと進展するに至る機序を基盤に、自律神経機能の安定化から体組成の変化をきたす機序を明確にし、慢性心不全患者のQOLを向上させる新しい心臓リハビリテーションモデルを構築することを目的とした。 昨年度に備品費にて購入したInbody570を用いて心疾患患者を対象とした測定を行う予定であったが、新型コロナ蔓延の影響で停滞した。また学会での情報収集も新型コロナ蔓延の影響で大きく制限された。このため当初予定していた、学会発表などに使用する予定であった研究費の使用が制限されることになった。
|