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2022 年度 実施状況報告書

バーチャルリアリティーと運動イメージを用いた脳血管障害片麻痺患者の運動療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K11326
研究機関関西医療大学

研究代表者

谷 万喜子  関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (50249463)

研究分担者 鈴木 俊明  関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (60206505)
東藤 真理奈  関西医療大学, 保健医療学部, 助教 (70817387)
福本 悠樹  関西医療大学, 保健医療学部, 助教 (60817211)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード運動イメージ / 脊髄神経機能 / F波 / バーチャルリアリティー
研究実績の概要

脳血管障害片麻痺患者を対象とした検討に先駆けて、健常者の非利き手を対象として、利き手の動作を反転させた動画の観察による運動イメージ前後の脊髄運動神経の興奮性変化を検討した。
健常成人を対象として、利き手上肢での母指と示指のピンチ動作を対象者に実施させて録画し、録画した画像を反転させた動画を観ながら、非利き手での動作をイメージさせた際の脊髄神経機能の興奮性変化をF波を用いて検討した。F波の測定は、安静時、運動イメージ中、運動イメージ後に実施して比較した。脊髄運動神経機能の興奮性の指標であるF波出現頻度(Persistence)、振幅F/M比(F/M amplitude ratio)の変化について、現在のところ一定の傾向は認められていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究実施の被験者数が充分ではなく、研究成果発表に至っていない。

今後の研究の推進方策

健常者に対する検討を継続して、被験者数を増やしていく。
健常者への検討結果を踏まえて、脳血管障害片麻痺患者様にご協力いただき、非麻痺側上肢の動作を反転させた動画を観察しながら運動イメージを実施した際の麻痺側上肢の脊髄神経機能の興奮性について検討する。

次年度使用額が生じた理由

学会発表をおこなわなかったため、旅費の支出が生じなかった。
2023年度は、研究実施時に画像を提示するためのタブレットPCおよび、データ処理用のパソコンを購入する予定である。

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公開日: 2023-12-25  

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