研究成果の概要 |
サッカー日本代表戦(計15試合)観戦者を対象に、性と年齢に基づく層化抽出法を用いた質問紙調査を実施した。質問紙の配付数は6,259票、回収数は6,209票(回収率、99.2%)であった。調査は、ファン・コミュニティ・アイデンティフィケーション(以下、FCIDと略す)を測定し、FCIDがファンの観戦行動に与える影響を、観戦頻度、同行者の規模、スタジアム滞留時間、ライセンスグッズの購入行動、有料ネット放送(DAZN等)の契約状況、商圏サイズ、チームアイデンティフィケーション、再観戦意向、推奨意向などとの関係を分析し、FCIDの水準の向上は、経営課題の解決に寄与することが示唆された。
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