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2023 年度 研究成果報告書

コーチング学の教育の質保証のための教育課程編成上の参照基準の作成とその実践

研究課題

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研究課題/領域番号 21K11531
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関日本大学

研究代表者

青山 清英  日本大学, 文理学部, 教授 (20297758)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードコーチング学 / 教育の質保証 / スポーツ指導者 / 実践知
研究成果の概要

本研究では、コーチング学の教育の質保証のための教育課程編成上の参照基準の作成とその実践について検討した。まず、各国のスポーツ指導者養成プログラムの現状を分析した。結果として、いずれの指導者養成においても、スポーツ指導者に必要不可欠な運動感覚能力の養成に関わる科目の設置が不十分であることが確認された。次に、体育・スポーツ学及び近接領域の教育学、心理学の「参照基準」を理論面と実務者養成の両面から比較検討し、コーチング学の教育の質保証における参照基準を検討した。結果、実践からの帰納による人間科学的な理論構築とそれに基づく実践知形成のための教育プログラムの構築とその評価が課題として見出された。

自由記述の分野

コーチング学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、体育・スポーツにおいては、暴力や人権の問題が顕在化し、大きな社会問題となった。これに加えて、学校運動部活動の地域移行などが進められるなど体育・スポーツを取巻く環境は大きく変化している。そこで学校、社会、競技に関わらず大きな課題となっているのが、「スポーツ指導者の質保証」の問題である。わが国ではスポーツ指導者の質保証に関わる問題は倫理的・道徳的問題として検討されることが多いが、実際には他の専門能力の養成と一体的に捉えて取り組む問題である。本研究の成果は、このような課題を研究するための起点となるものである。

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公開日: 2025-01-30  

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