研究課題/領域番号 |
21K11564
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研究機関 | 京都先端科学大学 |
研究代表者 |
青木 好子 京都先端科学大学, 健康医療学部, 教授 (20555669)
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研究分担者 |
満石 寿 京都先端科学大学, 健康医療学部, 准教授 (30612915)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 意欲 / ストレス反応 / 免疫機能 / 認知機能 / 身体活動量 / 体力 / 生活運動習慣 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、日常生活下の身体活動量や体力と認知機能、唾液中の生化学的指標(DHEA、コルチゾールおよびsIgA)を評価しその関連性を検討するとともに、運動あそびプログラムを作成し、その効果を評価することであった。 2021年度計画は、意欲、ストレス反応、免疫機能と認知機能、身体活動量・体力、生活運動習慣の調査として、4歳児、5歳児(約50名)、小学生(約50名)を対象に、唾液採取によるDHEA、コルチゾールおよびsIgAの測定、認知機能3種類の実行機能を調査し、幼児の認知機能の特徴と身体活動量・体力の実態把握とその関連や生活運動習慣との相互関連を明らかにすることであった。 身体活動量は、3軸加速度計内蔵活動量計(アクティマーカー、Panasonic社製)を装着し、土日を含む14日間の測定を行うこととし、縦断的検討にも対応できるようにする。生活運動実施状況は、睡眠時間、運動習慣、食事(食べ方)、スクリーンタイム、習い事、両親の運動習慣などについて、保護者に回答を依頼して調査する。体力は、25m走(速度、走力)、立ち幅跳び(瞬発力、跳力)、テニスボール投げ(協応性、投力)、握力(筋力)、両足連続跳び越し(敏捷性)、体支持持続時間(筋持久力)、捕球(ボール操作能力、捕球)、跳び越しくぐりの8種目を測定する。 客観的な意欲、ストレス反応、免疫機能の評価は、起床時、登園時、降園時などに採取した唾液を基に、DHEA、コルチゾールおよびsIgAの変動を解析する。認知機能は、抑制機能(フランカー課題)、認知的柔軟性(DCCS課題)、ワーキングメモリ(ブロック再生課題)の3つの測定を、タッチパネルを用いて一人約10~15分程度で行う。 しかしCOVID19感染症の変異株が子どもへの感染が広がるなか、対象校園ともに2021年度調査は見送ることとし、2021年度は調査を実施せず、2022年度以降に延期することとした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID19感染症が子どもへの感染が広がるなか、対象校園での感染の広がりや保護者の理解、学校運営への影響を考慮し、2021年度は調査の実施を見送り、延期することとしたため。
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今後の研究の推進方策 |
今後もCOVID19感染症の子どもへの影響を注視しつつ、対象校園と相談をしながら理解・協力を得られる体制を整えて調査を進める方針である。一方で、新規の協力校園を開拓する試みをして、新たな対象での調査の検討も始めたい。2022年度に実施する調査の内容としては、未実施の2021年度計画の内容とする。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID19感染症の変異株が子どもへの感染が広がるなか、対象校園ともに2021年度調査は見送ることとし、2021年度は調査を実施せず、2022年度以降に延期することとしたため、2021年度に使用する予定であったものを2022年度以降に使用して調査を進める。
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