研究課題
これまでに寿命や老化に関わる因子は数多く報告されているが、その中でも上皮成長因子は、幹細胞の活性化や炎症性サイトカインによる細胞老化を抑制する。これまでに血液型と寿命は相関があることは疫学研究から明白であるものの、血液型糖鎖抗原の分子機能・生物学的意義は明確になっていない。本研究の目的は、栄養センサーとして機能する血液型糖鎖抗原が寿命や老化を司る上皮成長因子の制御因子であることを実証することである。本研究で使用するグライコプロテオミクス技術のセットアップが完了した。