研究課題/領域番号 |
21K11681
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
谷村 綾子 熊本県立大学, 環境共生学部, 助教 (10610199)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 細胞分化 |
研究実績の概要 |
昨年に引き続き、酪酸によるマクロファージ分化条件について、条件検討を重ねた。また、使用予定であるミトコンドリア機能にかかわる酵素のヘテロノックアウト株(Adenylate kinase2ヘテロノックアウトHL-60)について、分化にかかわる表現型の詳細を明らかにし、酵素たんぱく質の2D、3Dの立体構造解析を行うことで、使用細胞株としての性質を確立した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
別テーマの論文投稿(Int.J.Mol.Sci.23(24),16089,2022)の対応のほか、新型コロナウイルス流行に伴い、授業・実習といった学内業務、病院実習といった学外実習が影響を受け、対応に追われていたため。
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今後の研究の推進方策 |
ATP産生のほか、ER・UPRなどの細胞内メカニズムの詳細を検討していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナ禍で計画に遅れが生じたこともあり、必要な試薬等の追加購入をほとんどせず、すでに購入済みの試薬で実験を行うことができたため。
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