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2023 年度 実績報告書

仮想環境を使ったネットワークコンピューティングシステム性能評価法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K11878
研究機関大同大学

研究代表者

君山 博之  大同大学, 情報学部, 教授 (10757644)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード仮想マシン / クラウド / 処理時間
研究実績の概要

2021年度においては,PCサーバを複数台大同大学内導入し,そのPCサーバを用いてOpenStackにも採用されているKVMを用いて,1台のPCサーバ上に複数の仮想マシン(VM)を動作させる擬似的な実験用クラウドの設備構築を行い,基本的な性能の確認を行った.
2022年度においては,同じPC上のVMの負荷が他のVMにどのような影響を及ぼすかを調査するために,この擬似的なクラウドに対してApache Kafkaを導入し,複数のVM上でKafka Brokerを動作させた分散データベース環境を構築した.さらに,分散データベースに書き込むためのKafka Producerと,分散データベースからデータを読み出すためのKafka Consumerのプログラムを開発し,分散処理時のVMの負荷の計測を行ったが,Kafka Brokerへのアクセスが並列化されずにSerializeされてしまう問題があることが確認され,Apache Kafkaではなく独自のアプリケーションにより試験を行う必要があることが確認された.
2022年度の研究を踏まえ,2023年度では,画像を任意の大きさに拡大縮小するプログラムを開発し,そのプログラムを複数のVMで同時に実行し,処理時間を計測する方法を検討し,その手法を用いることにより,同時にプログラムを実行しているVM数と各VMで画像拡大にかかる処理時間との関係を明らかにした.

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公開日: 2024-12-25  

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