研究成果の概要 |
2020年に日本で発生したCOVID-19パンデミックで発生した超過死亡率について、気候変動や季節変動などの要因を調整することにより、性・年齢階級別に推定することを目的として本研究を実施した。その結果、2020年では、日本における全死因による超過死亡数は-20,982人[95% eCI:-38,367~-5,472]と推定された。これは、超過死亡率-1.7%(95% eCI:-3.1~-0.5)に相当する。日本における超過死亡数の減少は、男女ともに、また60歳未満および70~79歳を除くすべての年齢群で観察された。
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