研究課題/領域番号 |
21K12398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 一般財団法人林業経済研究所 (2023) 日本経済大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
長濱 和代 一般財団法人林業経済研究所, その他部局等, 研究員 (40839239)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 森林パンチャーヤト / インド / ウッタラーカンド州 / 自治的組織 / 質的研究 / 森林統計分析 / 構造的面談調査 / 参加型森林管理 |
研究成果の概要 |
森林の持続的利用と管理について、インドの参加型森林管理の事例として「森林パンチャーヤト」という住民組織と、地域で利用管理されているパンチャーヤト林に着目して、10年以上の調査と研究を蓄積してきた。文献レビューにより収集した測定指標を元に、インドの森林統計と村落調査の解析を進め、研究発表を行った。ウッタラーカンド州での構造的面談調査と分析に基づき、森林の持続的利用と管理のための設計指針(条件)を明らかにした。 日本国内の森林にも目を向け、福岡と大分でコミュニティ林を訪問して、持続的利用と管理のための条件について発表を行った。本研究は日本の森林利用と管理における課題解決についても示唆を与える。
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自由記述の分野 |
地域研究
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活に必要とされるコミュニティ林の持続的利用管理と研究の課題を論じた。インド・ウッタラーカンド州の「森林パンチャーヤト」の特徴は、日本の地域の資源住民により自治的に管理する「財産区」の特徴と類似していることが明らかになった。 初年度と2年目は日本経済大学の教員として、また最終年度は林業経済研究所の研究員として、インド国立環境研究所、国内の大学、地域の森林ボランティア組織等で、講演活動や探究学習についての実践を推進した。インドでの研究をもとに、国内の森林利用の課題と解決方法について提案した。積極的に執筆活動を行い、論文や本を刊行して、研究のアウトリーチ活動に努めた。
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