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本研究は、「ニューノーマル」社会における観光の新たな価値の創出を念頭に置き、来訪者及び地域のウェルビーイングの向上に寄与するローカルツーリズムの再構築を目指して、調査を重ねてきた。 今年度は、これまでの研究成果をまとめ、国際学会等で発表した。また調査に協力いただいた地域の旅行会社や観光事業者とともに今後のウェルビーイングに寄与するローカルツーリズムの可能性について議論した。 国際学会では、日本のみならずアジア各国の観光におけるウェルビーイングの位置付けや今後の可能性に関して議論を深めることができた。 本研究では温泉街において、自然のなかを散策したり温泉に入浴したり地域資源を活用することが心身の健康や主観的幸福にポジティブな影響をもたらしていることを確認することができた。これらをふまえ、地域旅行会社と意見交換を重ね、入浴による温泉の効能のみならず地域資源を生かしたプログラムの造成や歩きたくなるような景観・空間づくりなど、地域全体が有機的につながれば、新たな価値を生み出す可能性について議論した。ウェルビーイングについて生理的計測と主観的幸福の計測双方から科学的に示すことができれば地域の付加価値を生み出すことにつながるという期待も寄せられた。今後はこうした意見を踏まえて、さらに地域で一般化していくために、事例を積み重ね地域にフィードバックしていくことが重要であり、継続的な研究活動をしていくことが確認された。
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