診断支援を目的とした3次元脳MR画像の病気特徴に着目した類似症例検索技術(CBIR)開発のために、(1)撮影条件や患者のばらつきによらない脳領域の高精度抽出技術の開発、(2) CBIRのための脳MR画像の優れた低次元表現の獲得について、Johns Hopkins大と親密な連携のもと想定以上の成果を挙げることができた。(1):独自の被検者の姿勢補正機構を備え、世界最高レベルの速度と精度を実現する技術を開発した。(2):多拠点データの調和技術や、病気の特徴を保持しながら高い解釈性を有した低次元表現の獲得技術など多くの成果を得た。
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