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2023 年度 研究成果報告書

微量アルブミン尿の早期発見を目的とした新しい蛋白質濃度測定手法の検討および確立

研究課題

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研究課題/領域番号 21K12736
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90130:医用システム関連
研究機関東洋大学

研究代表者

中嶋 和弘  東洋大学, 理工学部, 准教授 (70315109)

研究分担者 佐藤 正広  帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40736112)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード微量アルブミン尿 / 早期診断 / 慢性腎疾患 / 第一次健康診断 / 微量アルブミン尿陽性率 / 若年層
研究成果の概要

微量アルブミン尿検出のための新しい手法について検討し,アルブミンの吸着量と濃度の関係を明確にすることができた.この成果からアルブミン吸着を応用した検出方法が可能であり,妥当であることが明らかとなった.
40歳未満の若年層の微量アルブミン尿について調査を行ったところ,4%の陽性率となった.対象者数が少ないため本研究の陽性率についてさらなる検討が必要であるが,他国の報告と比較しても妥当な陽性率であることから,若年層の微量アルブミン患者が存在することが明らかとなった.
以上から,微量アルブミン尿の検査キットの必要性とその意義について明らかにすることができた.

自由記述の分野

バイオトライボロジー

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病を発症する前段階の糖尿病予備群を早期発見し早期治療することで糖尿病および慢性腎疾患患者を少なくすることができると考えられる.そのために第一次健康診断等で簡単に微量アルブミン尿の検査ができる検査方法が必要である.
本課題ではこれまでの検査方法と異なる手法による微量アルブミン尿の検査方法について検討を行った.一連の研究により,微量アルブミン尿をこれまでよりも簡単な手法で検出できることを明らかにした.
本研究で調査した若年者の微量アルブミン尿陽性率は4.1%であった.このことから,若年層においても微量アルブミン尿陽性患者が存在することが明らかであり,糖尿病予備群の早期発見の重要性が示された.

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公開日: 2025-01-30  

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