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2022 年度 実施状況報告書

京都学派における「遊びの哲学」の可能性――西洋近現代の遊びの哲学との比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K12862
研究機関立命館大学

研究代表者

石原 悠子  立命館大学, グローバル教養学部, 准教授 (40846995)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワード遊びの哲学
研究実績の概要

本年度は産休・育休のため、研究を中断していた。2023年4月より研究を再開した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

産休・育休のため、研究を中断していたため。

今後の研究の推進方策

来年度は、当初二年目で予定していた「他者」をめぐる問題圏について考察をすすめる。西谷と上田は、禅における「賓主互換」の問答を、一種の「遊戯三昧」(西谷)、 あるいは「人と人との遊戯」(上田)であると述べ、そのような事態に本来的な自他関係を見ている。他方ガダマーは、「遊び」の本質を行ったり来たりする運動の遂行に認め、 対話において他者を真に理解するということは両者の間に繰り広げられる遊びの運動が成立していることであると言う。ここでは西谷と上田の言う「遊戯」的な出会いとガダマーにおける対話における「遊戯」を比較検討し、両者の近さと遠さについて考察する。

次年度使用額が生じた理由

本年度は育休のため、研究を一時中断していた。次年度ではいくつか国際学会を国内と国外で控えているため、そちらに当てる予定である。

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公開日: 2023-12-25  

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