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2022 年度 実施状況報告書

前近代東部内モンゴル地域支配秩序の変容:官吏の職能に対する考察を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 21K13120
研究機関大阪大学

研究代表者

阿路思  大阪大学, 大学院国際公共政策研究科, 招へい研究員 (70897016)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード遊牧地域社会史」 / 内モンゴル近現代史 / 官僚制
研究実績の概要

本年度においては、下記の研究活動を行った。
1、研究報告:現段階で収集した資料を整理し、11月に広島で、『清末民初期における内モンゴルの官僚制について』をテーマに、内陸アジア史学会で口頭発表し学術交流を行った(2022年度内陸アジア史学会大会)。
2、雑誌論文:学会で報告した内容を整理し、学術論文を執筆した。学術雑誌へ投稿し、研究上貴重な査読意見をいただいた。また、今年度中に調査した一部の資料の整理として、「『蒙疆新聞』におけるモンゴル関係資料の収集について」をテーマとする資料紹介を執筆した(『東京大学大学院情報学環社会情報研究資料センターニュース』第33号)。
3、海外資料調査:2-3月に中国内モンゴル自治区で資料調査を行った。内モンゴル自治区図書館に所蔵する档案館出版資料および文史資料を調査した。また、内モンゴル大学の同分野の研究者と交流を行い、研究に対する意見交換を行った。現地で研究書を購入し、インターネットで必要な資料を収集した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

今年度は、清末民初期の内モンゴル官僚制について論文にまとめたが、査読を受け、次年度も論文の改善を実施する必要がある。また、今年度の研究計画である農耕地域の官吏とその職能の考察は充分に行うことができず、次年度も継続して進める。

今後の研究の推進方策

2023年度は、2022年度に執筆した論文を修正し、学術雑誌に投稿する。農地化された地域の官吏とその職能に関する内容の資料調査、分析を進め、学会報告および学術論文の執筆を実施する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 『蒙疆新聞』におけるモンゴル関係資料の収集について2023

    • 著者名/発表者名
      阿路思
    • 雑誌名

      東京大学大学院情報学環社会情報研究センターニュース

      巻: 33 ページ: 1-4

    • オープンアクセス
  • [学会発表] 清末民初期における内モンゴルの官僚制について2022

    • 著者名/発表者名
      阿路思
    • 学会等名
      2022年度内陸アジア史学会大会

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公開日: 2023-12-25  

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