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2024 年度 研究成果報告書

Institutional Distortions and Trade Elasticity of Exchange Rate: Micro-level Evidence from China

研究課題

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研究課題/領域番号 21K13294
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07040:経済政策関連
研究機関中央大学

研究代表者

章 沙娟  中央大学, 経済学部, 助教 (20783236)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードexchange rate / firm exports / resource misallocation
研究成果の概要

本プロジェクトは、為替変動が企業の輸出に与える影響を分析し、資源配分の歪みに直面する企業においてその影響がどのように変化するかを検討している。企業レベルの取引データと調査データをマッチングさせ、さらに為替レードの変動に関するマクロデータを組み合わせて分析を行った結果、自国通貨の増価は企業の輸出に対して外延・内延のマージンにおいて負の影響を及ぼすことが明らかになった。さらに、この負の影響は、資源の誤配分が大きい企業とそうでない企業の間で大きく異なることが確認された。

自由記述の分野

国際経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果は、制度的な歪みと為替レート変動に対する貿易の弾力性との関係に関する文献に貢献している。資源の誤配分などに関連する非効率性といった歪みの存在が、輸出業者の為替変動に対する反応を大きく変化させる可能性があることが示されている。これにより、為替政策と国内の構造的条件との相互作用についての理解が深まった。さらに、本研究は発展途上国における為替政策の設計・実施の改善に向けた貴重な示唆を提供している。特に、輸出パフォーマンスを向上させるためには、為替調整だけでは不十分であり、基盤となる歪みを是正するための制度的・構造的改革を併せて実施する必要があることが示唆されている。

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公開日: 2026-01-16  

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