未就学児の食事・排泄・入浴・片付け・寝かしつけ等,未就学児の日常生活における諸場面で,保護者が困難を感じる子どもの行動に関するデータ集積を行った。同時に,子育て場面に限らず,子育てに従事している保護者がストレスを感じるイベントについてのデータも収集した。また,54名の大学生を対象とする,経験サンプリング法を用いた主観的幸福感の60日間にわたる縦断的検討を実施した。縦断データの分析にマルチレベルモデル分析を用いて幸福感に関するモデル構築を実現した。更に,大学生を対象として保護者支援プログラムに用いられるポジティブ行動支援プログラムの効果検証を実施し,その効果を,様々な行動について確認した。
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