研究課題
若手研究
翼の後端が切断された翼をスリットノズルに挿入することで,エアカーテン気流の持続力および遮断力の向上を図った.本研究では挿入する翼形状にNACA翼を採用した.翼の後端から20-35%の範囲で切断した場合に,気流の集流効果が発現し,エアカーテン気流の運動量の増加が確認された.これにより,従来と比べエアカーテン気流の持続力が約1.5倍延伸した.
流体工学
本技術によりエアカーテン気流の延伸を実現することで、エアカーテンを隔てた空間を高効率で遮断できるようになる。これにより、人の呼気だけでなく、においや温度、湿度なども高い効率で遮断できるようになり、冷蔵・冷凍庫、冷暖房などの省エネに貢献することが期待される。