研究課題/領域番号 |
21K14309
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
村上 早紀子 福島大学, 経済経営学類, 准教授 (40803846)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 地方都市 / 地域公共交通 / 中山間地域 / 交通空白地域 / 自家用有償旅客運送 / 互助輸送 |
研究実績の概要 |
本研究は、交通空白地域の拡大および少子高齢化の進行といった課題を抱える地方都市における今後の移動支援の在り方を、住民組織が主体となった輸送サービスに着目する形で明らかにすることが、主たる目的である。 具体的には、①交通空白地域でこれまで導入されてきた代替交通の実態および課題を整理し、②交通空白地有償運送の運行における対策を検証し、③近年新たにみられる地域交通の可能性となる互助輸送の継続的運行に向けた対策を検証し、④輸送サービス間のバリアへの対処策を明らかにすることで、輸送サービスの継続的な運行に向けた対策および住民の安心した移動機会の創出をはじめとした地域課題解決の展望を明らかにしていく。 今年度は、交通空白地有償運送の運行における課題への対策や、新たな地域交通「互助輸送」の継続的運行に向けた対策に関して検証を行う予定であった。しかし新型コロナウイルス感染拡大により、現地調査およびヒアリング調査を見送らざるを得ない状況となった。次年度以降、感染状況に留意しながら、研究を進めていく所存である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
今年度に実施する予定であった調査を、新型コロナウイルス感染拡大により見送ることとなった。次年度以降、感染状況に留意しながら調査を実施し、研究を進めていく所存である。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画で調査対象としている内容に関して、計画的に調査を進め、必要に応じて追跡調査を実施する。 併せて、学会や研究会等から、最新データはじめ研究遂行に必要な資料を得ていくことで、研究をより深めていくこととする。
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次年度使用額が生じた理由 |
当該年度内で予定していた調査が、新型コロナウイルスの感染拡大により見送らざるを得ない状況となったことによる。次年度以降は、感染状況を踏まえながら、研究計画に沿う形で調査を進めていく所存である。
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