研究課題
若手研究
研究の目的である「3D分子がタンパク質の構造に合わせて自動最適化するプロセスの検証」にあたり、①ダイナミックな構造異性化特性をもつ3D分子の多様性指向型合成法の確立と②自動最適化後の構造解析手法の開発に取り組んだ。研究期間内での目的3D小分子の合成には至らなかったが、3D分子の合成に先んじて、タンパク質の構造解析手法を確立することができた。今後は3D分子の合成を完遂し速やかに自動構造最適化の検証に取り組む。
有機合成化学
本研究課題はダイナミックな構造異性化特性をもつ3D分子による化合物ライブラリーから未開拓ケミカルスペースに潜む新たな創薬リード化合物の探索を目指す。未踏ケミカルスペースをカバーする化合物ライブラリーを提供し、独自の迅速スクリーニングと適用することで、創薬開発を加速する。