研究実績の概要 |
北海道沖合底曳網漁業に関して、室蘭地区におけるプール制を評価した論文をMarine Policyに出版した。さらに、道南の沖合底曳網漁業管理をFisheries Performance Indicatorsを用いて評価した。これらの成果を、2021年8月に北海道機船漁業協同組合の全員協議会において講演した。北部太平洋大中型まき網漁業に関して、2007年より実施されてきた自主的漁獲管理を評価した論文をMarine Policyに出版した。また、船主および漁労長を対象としたアンケート調査を実施した。さらに、秘密保持契約の下で、操業データを共有していただいた。質的・量的な情報がともに予定通り収集できているといえる。
Sakai, Y., Ishihara, H., & Ishino, M. (2022). Sharing in the commons: Evaluating the pooling system in a Danish seine fishery in Japan. Marine Policy, 139, 105017.
Tsujita, T., Yagi, N., & Sakai, Y. (2022). Industry-initiated catch limit management: The case of purse seine fishery in Japan’s EEZ waters of the North Pacific Ocean. Marine Policy, 140, 105053.
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