Triad3は、CueドメインとRBRドメインから構成されるユビキチンリガーゼである。Cueドメインはユビキチン鎖認識に関与し、RBRドメインはユビキチンリガーゼの活性に関与する。本研究では、Triad3のユビキチン認識に必要な最小ドメインを決定した。また、Cueドメインのユビキチン鎖選択性を明らかにした。さらにCueドメインとユビキチン鎖複合体の精製条件と結晶化条件を最適化し、2.79オングストロームのデータを得ることができた。RBRドメインについては、足場タンパク質を融合して分子量を増やし、クライオ電子顕微鏡でタンパク質粒子の画像を得た。
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