研究課題
研究代表者らは、ヒストン修飾による発現記憶の仕組みの進化プロセスを明らかにするため、昨年度より引き続き、進化的系譜を代表する複数植物種(被子植物門のハクサンハタザオ、ヤブツバキ、裸子植物門のアカマツ、ヒカゲノカズラ植物門のクラマゴケ、シダ植物門のコシダ、ゼニコケ植物門のオオジャゴケの6種)について、兵庫県多可郡多可町の思出川沿いに生育する自然個体を対象として、定期的なサンプリングおよび分子実験を行った。そしてバイオインフォマティクス解析により、各植物のヒストン修飾の季節ダイナミクスを調べた。特にハクサンハタザオにおいて、発現が活性化している遺伝子群の進化的な古さが、季節によって異なることがわかった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件)
Plant Physiology
巻: 194 ページ: 1934~1951
10.1093/plphys/kiad558
Plant Methods
巻: 19 ページ: 67
10.1186/s13007-023-01038-6