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2023 年度 研究成果報告書

ヒト脳微小環境を再現するヒトiPS細胞由来血液脳関門マイクロチップの構築と評価

研究課題

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研究課題/領域番号 21K15321
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分47060:医療薬学関連
研究機関帝京大学

研究代表者

黒澤 俊樹  帝京大学, 薬学部, 助教 (90839466)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード血液脳関門 / トランスポーター / ヒトiPS細胞 / 3次元培養 / MPS / Organ-on-a-chip
研究成果の概要

本研究の目的は、ヒト血液脳関門(blood-brain barrier; BBB)のモデル細胞としてヒトiPS細胞由来脳毛細血管内皮様細胞(hiPS-BMECs)を搭載した3次元フロー培養システムを構築することである。MIMETAS社のOrganoPlate 3-laneを採用した本システムは、ヒトBBBに特徴的な強力な密着結合能およびトランスポーターを介した選択的な輸送機能を再現することが明らかとなった。本研究で構築した3次元フロー培養システムは、中枢疾患の治療薬開発に有益であることが示された。

自由記述の分野

薬物動態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

認知症をはじめとする中枢疾患の罹患数が急増している我が国では有効な治療薬の開発が喫緊の課題であり、治療薬の開発を促進するためにヒトBBBの機能を再現し評価可能なシステムの開発が求められている。BBBの機能は微小血管構造や血流等の影響を受けることから、これらの脳内環境を再現する3次元フロー培養システムは中枢疾患の治療薬開発の一助となることが期待されている。

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公開日: 2025-01-30  

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