• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

膵神経内分泌腫瘍における細胞接着分子Necl-4の発現と機能の解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21K15391
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分49020:人体病理学関連
研究機関東海大学

研究代表者

川西 彩  東海大学, 医学部, 講師 (40773114)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード膵臓 / 膵神経内分泌腫瘍 / Necl-4 / miRNA
研究成果の概要

本研究では、膵神経内分泌腫瘍(PNEN)におけるNecl-4の発現と機能について検討した。ヒトPNEN組織標本を用いて、Necl-4の免疫組織化学を施行し、臨床病理学的意義の検討を行った。また、ホルマリン固定パラフィン包埋切片(FFPE切片)よりtotal RNAを抽出し、miRNAマイクロアレイによりNecl-4の発現制御に関わるmiRNAを網羅的に探索した。マイクロアレイで同定したNecl-4陰性細胞で有意に発現が亢進しているmiRNAを対象として、PI3K/Akt/mTOR関連遺伝子を標的とするmiRNAの検索を行った。

自由記述の分野

人体病理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、ヒトPNEN組織標本を用いて、Necl-4 の免疫組織化学を施行し、その臨床病理学的意義の検討を行った。更に、ヒトPNEN切除検体のFFPE切片よりtotal RNAを抽出し、miRNAマイクロアレイによりNecl-4の発現制御に関わるmiRNAを網羅的に探索した。マイクロアレイで同定したNecl-4陰性細胞で、有意に発現が亢進しているmiRNAを対象として、PI3K/Akt/mTOR関連遺伝子を標的とするmiRNAの検索を行った。本研究の成果は、Necl-4に関連した独自的・創造的な新規バイオマーカーや治療法の開発への発展が期待され、学術的・社会的に意義があるものと考えられる。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi