研究成果の概要 |
DLBCL亜型のIVL15例について、BCL2, BCL6, MYC転座およびPD-L1増幅をFICTION-WSI法によるFISH解析を行った。遺伝子転座を示す症例は見られなかったが、遺伝子増幅を示す症例を数例認めた。IVLの病態に関連する可能性はあるが、さらに症例数を増やした検討が必要と考えられた。研究期間は終了するが、引き続き検討を重ねていく予定である。 DLBCL患者個々の予後予測が可能な新たなモデル(ノモグラム)を開発した。さらにDLBCLの予後不良に関わる遺伝子(MYD88,CD79B)に注目し、これらの遺伝子異常とIPI因子とを融合した予後予測モデル(ノモグラム)を作製した。
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