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2022 年度 実施状況報告書

肺癌治療におけるferroptosisの意義

研究課題

研究課題/領域番号 21K15574
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

尾崎 有紀  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (20791502)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードferroptosis
研究実績の概要

非小細胞肺癌の手術検体を用いて、ferroptosisに対する細胞内環境の確認のため、シスチン輸送体であるSLC3A2・SLC7A11の他,GPx4やFSP1などの免疫染色を行い、それぞれの発現について評価を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当該年度においては1月から9月に、研究責任者が出産のため産前産後休業および育児休暇を取得したため、研究が一時中断された。

今後の研究の推進方策

非小細胞肺癌の手術症例における、細胞環境の評価を行いこれまでの報告との比較・考察を行う。
続いて免疫チェックポイント阻害薬による治療を行った非小細胞肺癌症例での治療前後の細胞環境の比較を行い、その特徴について考察する。
さらに肺癌生細胞を用いてフローサイトメトリーや蛍光アッセイを行い、鉄イオンや過酸化脂質の評価を行っていく。
特徴的な結果が得られれば適宜学会等での発表を行っていく。

次年度使用額が生じた理由

当該年度は1月から9月まで研究責任者が産前産後休業と育児休暇を取得していたため、研究の進捗が遅れた。
免疫染色の試薬については前年度に購入済みであり、当該年度分は使用しておらず次年度に請求する方針となった。
次年度の計画として蛍光アッセイやフローサイトメトリーの試薬、学会発表における旅費として使用する方針である。

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公開日: 2023-12-25  

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