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2023 年度 研究成果報告書

PVT1 RNAに着目した新たなリンパ腫の分子病態解明と新規標的治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 21K15579
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関愛知医科大学

研究代表者

水野 昌平  愛知医科大学, 医学部, 准教授 (70556638)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードびまん性大細胞性B細胞リンパ腫 / PVT1 / long non-coding遺伝子 / 8q24
研究成果の概要

PVT1がリンパ腫の病態に関わり、薬剤耐性や予後に関連することを解明するため研究を行った。EZH2陽性のびまん性大細胞性B細胞リンパ腫(DLBCL)群において、PVT1や環状PVT1が発現上昇している傾向を認めた。さらには、DLBCL細胞株にMYC、PVT1や環状PVT1をノックダウンすることにより、MYCや環状PVT1が細胞増殖の増加、R-CHOP療法の各薬剤の感受性低下に寄与することを確認中である。

自由記述の分野

血液造血器腫瘍

研究成果の学術的意義や社会的意義

リンパ腫の中で、びまん性大細胞性B細胞リンパ腫(DLBCL)が30%以上と最も多くを占める。DLBCL 患者の10%程度が初回治療抵抗性となり、さらに25%程度が再発するとされている。さらに、再発、治療抵抗性DLBCLの予後は、生存期間中央値 6.3 ヶ月、2 年生存率20%と極めて不良である。本研究結果はPVT1が一部のDLBCLの難治性や薬剤耐性に影響することを解明する一助になりうるものと考えられる。今後はDLBCLの難治性や薬剤耐性の問題を克服するため、PVT1と治療についてさらなる研究が必要である。

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公開日: 2025-01-30  

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