研究課題
腫瘍組織の遺伝子を網羅的に解析する遺伝子パネル検査(Comprehensive Genome Profile: CGP)もしくは 血液検体を用いて血中に循環する腫瘍由来DNA(ctDNA)を解析するリキッドバイオプシーにて検出され、二次的に遺伝性腫瘍を疑う遺伝子変異に対し、確認検査を行う多施設共同研究(BRANCH study)を実施している。研究計画書を作成し、倫理審査委員会での承認を経て、本研究は登録が開始となっている。本研究は4つのコホートに分かれ、患者だけでなく、その血縁者の登録も可能となっている。開始に際し、研究事務局を立ち上げ、EDC、eConcent、ePROを構築し、検体解析のロジスティクスを整えた。各参加施設へのキックオフミーティングを開催し、2021年度より各施設にて順調に登録が行われている。これまでに366例(全体予定数の54.6%)の研究登録があり、3つのコホートでは計画通り2023年度に研究登録を終了する。残り1つのコホートでは、他研究(MONSTAR-Screen2)からの登録が可能となっており、状況に応じて調整していく予定である。
すべて 2023 2022 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 6件、 招待講演 7件)