研究課題
昨年に引き続き、脳画像を用いたASD・ADHD当事者の先行研究の解析については、DTIおよびtask fMRIの両方を実施した。DTI研究は主に英国の研究者と共同研究を行いMolecular Psychiatry誌に掲載された。また、task fMRIについては英国・ドイツ・米国の研究者らと論文化を行いAmerican Journal of Psychiatry誌に掲載された。これらの結果を踏まえて新規性の高い解析をオリジナルデータで行っている段階である。
2: おおむね順調に進展している
撮像についてはすでに終了しており先行研究を踏まえた新規性が高いオリジナルデータを用いた研究を来年度には発表できる見込みであるため、進行は概ね順調であると考えている。
オリジナルデータの前処理・解析・論文化を行う。実際の作業に関しては同じ施設に所属する同僚研究者だけではなく、英国・イタリア・ドイツ・米国などこれまでの先行研究の解析において協働した研究者らとも協力して行っていく方針である。
先行研究の解析に終始したため支出が発生しなかった。
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すべて 国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 3件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 1件)
American Journal of Psychiatry
巻: in press ページ: NA
Molecular Psychiatry
巻: 28 ページ: 4098~4123
10.1038/s41380-023-02173-1
Molecular Autism
巻: 14 ページ: NA
10.1186/s13229-022-00536-z