研究課題
強迫性障害治療アプリケーションを作成するにあたって、これまでの類似ソフトウェアの調査を行った。具体的な成果として、強迫性障害の治療アプリケーションに関するシステマティックレビュー&メタアナリシスを実施し、論文を投稿した(in press)。その結果、類似ソフトウェアの有効性は期待ができるものの、その数は非常に少ないことがわかった。またゲーミフィケーションやインターアクションを有したものはないことがわかった。これらの結果を踏まえ、並行して強迫性障害治療アプリケーションを作成し、現在はパイロット研究実施に向けての準備を行っている。
3: やや遅れている
強迫性障害のアプリケーションの調査はスムーズに完了した。しかし、当初作成を依頼しようと思っていたところと、仕様が合わず、独自で作成することとなり時間を要した。
本年度でパイロット研究を終え、次年度から無作為化比較試験を実施したい。パイロット研究と並行して、強迫性障害の治療の障壁となる要因の調査も計画・実施したい。
調査実施費用、作成ソフトウェアの維持、論文校正・出版費用、学会発表費用で使用する予定。
すべて 2022
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)
Journal of Medical Internet Research
巻: in press ページ: -