研究課題/領域番号 |
21K15857
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
金山 尚之 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 放射線腫瘍科診療主任 (90792680)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 頭頸部癌 / 放射線治療 / 嚥下障害 / NTCP model |
研究実績の概要 |
頭頸部癌に対する放射線治療は臓器温存可能な治療法のひとつである。頭頸部癌放射線治療後の嚥下障害は主要な晩期有害事象である。放射線治療後の重度嚥下障害が咽頭収縮筋や声門上領域の線量以外にも、口腔内の線量と大いに相関することを今まで報告している[Kanayama N. et al. Radiother Oncol 2018]。今回、重度嚥下障害を予防し、より洗練された強度変調放射線治療(IMRT)を行う事で、耳下腺などの正常臓器への線量を増加させずに、口腔内の線量低減が得られること確認した。口腔内線量を低減させ、重度嚥下障害を予防したIMRTの物理学的検証、臨床応用開始している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
重度嚥下障害を予防したIMRTの物理学的検証、臨床応用開始を開始している。今後症例集積を進める予定である。
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今後の研究の推進方策 |
症例集積を進め、軽度嚥下障害の実態を把握し、NTCPmodelを作成予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19の影響により海外学会に参加できず、当初の予定より旅費を減らす事となった。来年度は物品が必要になる予定であり、そちらに当てる予定である。
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