研究課題/領域番号 |
21K16043
|
研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
岡 秀治 旭川医科大学, 医学部, 助教 (90624180)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
|
キーワード | 小児がん / 心毒性 / がんサバイバー / AYA世代 |
研究実績の概要 |
小児がん患者の治療成績向上により、15ー39歳のAYA世代のがんサバイバーが増加しているが、その年代の心機能についての検討は少ないため、本研究を立案し、心臓MRI検査による心筋障害の把握を行うことにした。しかしながら、心機能障害がないまま治療を完遂できた患者は、外来通院の頻度が1ー2年に1回程度であるため、リクルートに難渋している。そのため、患者に広く周知するために、当院の倫理委員会に書類を提出し、小児科外来に患者募集のポスター貼付を行なった。今後は検査対象者を集め、心機能検査を随時行う予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
対象者が当初の予定よりも少ないことに加えて、外来通院の頻度が1ー2年に1回程度と研究協力できる時間が限られており、リクルートに難渋している。
|
今後の研究の推進方策 |
外来に患者リクルートのためのポスターを貼付し、対象者を集めるように努力している。対象者が集まらない場合、研究計画の見直しを行う予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
患者のリクルートに難渋しているため、次年度に経費を繰り越している。次年度は、研究の参考にするための学会参加および、患者への検査費用として経費を使用する予定である。
|