研究課題
若手研究
心臓移植後の重大な合併症である心移植後冠動脈病変に関与する包括的なウイルス感染、至適な薬物療法(免疫抑制薬、スタチン製剤)について調査・検討した。また、移植後冠動脈病変における、心外膜病変と心内膜病変との違いを明らかにした。今後は心外膜病変だけでなく心内膜病変(微小循環障害)に対する適切な診断・治療法の検討を行う予定である。
心臓移植
重症心不全患者において、心臓移植は治療オプションである。移植後冠動脈病変は移植後の合併症の一つであり、重症な冠動脈病変においては再移植のみが治療方法となるが、本邦はドナー不足から再移植を受けることは非常に困難であり、いかに移植後冠動脈病変を管理・治療するかは重要である。本研究では移植後冠動脈病変に関する至適な管理・治療について検討した。