研究課題/領域番号 |
21K16072
|
研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
林 洋史 日本医科大学, 医学部, 助教 (60743507)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 心筋生検 / 電気解剖学的マッピング |
研究実績の概要 |
本研究の研究目的および研究実績について以下に述べる。研究目的:心筋生検時に、電気解剖学的マッピング(Electroanatomical mapping; EAM)を用いて心腔内の位置情報と電位情報の3Dマップ(電位マップ)を作成し、心室の低電位領域(病変部分)を特定してから心筋生検を行うことで、EAMによる電位マップガイドによる心筋生検の有効性・安全性を確立すること。研究実績:全部で5症例において、心筋生検時にEAMを作成し、EAMガイド下に心筋生検を行うことができた。また、これら5症例から得られた結果を、2023年9月に第16回アジア太平洋不整脈学会に演題応募し、採択された。 今後は結果をもとに論文化を試みている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在までに5症例に対してマッピングガイド下生検を行い、データが得られている。 これらのデータから論文化をすることが可能である。
|
今後の研究の推進方策 |
現在までに必要な症例数は確保されている。 今後は、和文もしくは英文での研究報告を行う。 論文完成は1年以内を目標とする。
|
次年度使用額が生じた理由 |
目標としていた症例数が確保できなかったことから、購入を予定していた生検カテーテルやマッピングシールの購入が不要となり、想定よりも必要とする金額が少なくなったため。
|