研究成果の概要 |
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)において、病期は確立した予後因子である。病期を一つの表現型と捉えた際に、限局期あるいは進行期となりやすい分子基盤の存在は十分に検討されていない。限局期DLBCLに特徴的な遺伝子発現・ゲノム異常(Limited-stage signature, LS)を探求し、LSの有無と予後、既知のゲノム異常サブタイプとの対応を検討する目的で研究を実施した。European-Genome Phenome ArchiveのEGAS00001002606から1000の全エクソームシーケンス解析(WES)、775のRNAシーケンス解析(RNA-seq)データを再解析した。
|