研究成果の概要 |
TNF-α、IL-1β刺激下において、RA-FLSのBmal1が各種炎症性メディエーター(MMP-3/9, IL-6, CCL2)産生を制御していることがリアルタイムPCR、蛍光免疫染色によって明らかとなった。この研究成果は、骨軟骨破壊、細胞遊走に関わる炎症性メディエーター発現、関節破壊がBmal1によって広範囲に制御されることを示唆するものである。 以上を踏まえて、Bmal1が制御する炎症性メディエーター発現機構をNF-κB転写活性の観点から明らかにする発展的な研究課題を新たに立案することができた。
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