実使用条件を忠実に再現した消毒効果評価試験を確立した。この試験に基づき開発・承認された新規消毒薬や消毒方法は、実際の使用条件においても十分効果を発揮し実使用での効果との乖離は消失する。手指衛生・接触感染予防の進歩に大きく貢献する。 加えて、病原体が長期生存しにくい皮膚表面環境つまり接触感染に強い皮膚表面環境の創出技術を構築した。Super Spreader等の皮膚上の病原体不活化因子の少ない個人に対して、病原体が生存しにくい皮膚表面環境を創出できる方法を構築する。手洗い・手指消毒の前段階となる革新的な手指衛生法として、病原体が生存しにくい皮膚環境の創出は斬新かつ有効な予防手段となる。
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