SU剤内服2型糖尿病患者300例のCGMデータを用いて、TBR、TIRと、HbA1c、CVとの関係性を検討し、HbA1cとCVとの組み合わせでTBR、TIRが変化することを明らかにした。また対象者のCGMデータや臨床データをRのgamlssパッケージを用いて検討し、ガンマ、対数正規、逆ガウスのモデルが、実際の患者の血糖分布に適合することを明らかにした。TBRが70 mg / dLでの累積分布関数として計算できること、また推定TBRは平均血糖およびCVの関数として表わせる事を明らかにした。これら数理モデルを応用したCGMデータの解析を通じ、CGM指標とHbA1cとの関係についても明らかとした。
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