研究実績の概要 |
励起レーザー出力機器の作製を行うために、徳島大学工学部・光応用工学科とミーティングを計3回行った.ミーティングの中で、レーザー出力機器の条件を決定するために必要な基礎実験の計画を行った. また, 既存の蛍光検出機器メーカーの機器開発担当者とのミーティングを行い, 励起レーザー出力機器作成のためのアドバイスをいただいた. 正常副甲状腺に関する自家蛍光波長、励起波長の既存の報告論文を参考にし、病的副甲状腺の検出に最適な励起波長を同定することが必要であると考えた.そのために, 正常副甲状腺と病的副甲状腺の患者検体を使用し, 自家蛍光を測定し、比較検討を行うこと、また、病理学的に正常副甲状腺と病的副甲状腺に違いがあるか検討を行うことが必要と考えた. 基礎実験を実施するために, 当院倫理委員会へ実験計画書を提出し, 実験実施の許可を得た.
|