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2024 年度 実績報告書

AIを応用した膵癌患者体液中miRNA診断パネルの作製および体液間移行の解析

研究課題

研究課題/領域番号 21K16436
研究機関千葉県がんセンター(研究所)

研究代表者

石毛 文隆  千葉県がんセンター(研究所), 肝胆膵外科, 医長 (60815801)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードmicroRNA / 膵癌 / バイオマーカー / NGS
研究実績の概要

尿や唾液といった体液ではNGS解析を行うためのサンプルクオリティを保つことが困難であることが明らかとなり、血液(血漿)のみを解析対象としている。
2022年6月から2024年12月までの膵癌患者(浸潤性膵管癌+IPMC)42例と健常者22例の血漿中miRNA発現についてNGSを用いて解析している。膵癌患者で有意な高発現を示し、FDR P-value<0.05かつFold change>2.0となるものは14種類同定された。この中には、以前我々が膵癌患者の体液中で高発現を示すことを報告しているmiR1246も含まれている。
IPMCと浸潤性膵管癌症例の比較、IPMAとIPMC症例の比較も行うと、やはり有意な発現差異を示す複数のmiRNAが同定される。さらに、Stage0~Ⅱの症例とStageⅢ~Ⅳの症例を比較するとFDR P-value<0.05かつFold change>2.0となるmiRNAは2種類同定された。これらは膵癌患者全体と健常者の比較においても有意な高発現を示したmiRNAである。また、Stage0~Ⅱの症例と健常者を比較するとFDR P-value<0.05かつFold change>2.0となるmiRNAは9種類同定された。このうち6種類は膵癌患者全体と健常者の比較においても有意な高発現を示したmiRNAである。
このように、我々は現段階で膵癌に特異的であり、sub-typeや病勢をも反映するような血液中miRNAを特定しつつあると考えている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2025

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 膵癌を対象とした血漿中microRNAのNext-generation sequence解析とバイオマーカー探索2025

    • 著者名/発表者名
      石毛文隆
    • 学会等名
      第125回日本外科学会定期学術集会

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公開日: 2025-12-26  

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