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2023 年度 研究成果報告書

独自に誘導した食道癌幹細胞様細胞を用いた食道癌治療抵抗性の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 21K16448
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関山口大学

研究代表者

渡邊 裕策  山口大学, 医学部附属病院, 助教 (80799437)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード癌
研究成果の概要

本研究では、食道癌より樹立したYES1-6にKYSE30と KYSE70を加えた8種類の食道癌細胞株からcancer stem-like cell (CSLC) の誘導を行った。KYSE70及びYES2をCSLC形成株、KYSE30をCSLC非形成株として以後の解析に用いた。CSLC非形成株であるKYSE30ではsphere誘導培地 (SIM) 培養下での抗癌剤耐性化は認められなかったが、CLSC形成株である抗癌剤耐性化を認めた。さらに、RAB遺伝子発現/エクソソーム/Sphere形成能/抗癌剤耐性能における相関が観察された。

自由記述の分野

消化器外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって、ヒト食道癌細胞株より抗がん剤耐性の亢進するcancer stem-like sphere cells (CSLCs) を誘導することができた。この食道癌CSLCの誘導にはRAB4Bやエクソソームが関与していることが示唆され、食道癌に対する新たな治療標的につながる成果が得られた。

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公開日: 2025-01-30  

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