胃がんにおいて全遺伝子解析を行うと、男性ではTP53変異が有意に多く、女性ではCDH1、PIK3CA、ERBB3、TRRAP、KRAS変異が有意に多かった。 T cell inflamed phenotypeとnon T cell inflamed phenotypeに分類したところ、T-cell inflamed phenotypeの生存転帰は女性で有意に不良であった。 なぜ性別で生存転帰に差が出るかを明らかとするためにT cell inflamed phenotypeで発現が有意に上昇している遺伝子を検索すると、CCL18とCD8の発現に性差を認めた。
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