研究課題
若手研究
TSKの予後関連マーカーとしての応用を期待し研究を行った。3年間の研究で免疫染色を行いTSKの肺癌組織中の発現レベルと確認と肺癌患者の血清中のTSKの濃度測定をELIZA法を用い測定し予後との関係を明らかにすることを目的とした実験を計画した。しかしながら免疫染色とELIZAを用いた研究では予後との明らかな関連性を見出すことはできなかった。
呼吸器外科
TsukushiはSmall Leucine-Rich Proteoglycanに属する細胞外マトリックス蛋白質の一つであり、様々なpathwayに関与することは明らかである。残念ながら予後関連マーカーとしての役割は現時点では見出すことはできなかった。しかしながら肺癌に対し何らかの形で関与していることは以前の結果よりも明らかであり、研究を継続する必要性があると考える。