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2023 年度 実施状況報告書

デクスメデトミジンを用いた全身麻酔暴露による産後うつ病発症予防の新規治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 21K16563
研究機関札幌医科大学

研究代表者

齋藤 菜摘  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (20737382)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード産後うつ / デクスメデトミジン
研究実績の概要

妊娠中に脛骨骨折術を施行したC57BL/6メスマウスは、骨折手術を施行していない妊娠マウスと比較し、行動学的解析により産後うつを有意に発症することは認めなかった。非妊娠マウスと比較するとうつ状態であることは確認したため、”妊娠”自体の侵襲が研究開始前に予測したものより強度が高いことが要因と考えられる。
今後さらなる知見を重ねる予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

臨床、研究業務と並行して子育てを行っているため。

今後の研究の推進方策

産後うつの発症機序の解明及び新規治療戦略の確立は本邦において喫緊の課題と考えており、侵襲強度やタイムコースの変更などを検討し、今後も鋭意研究を継続する予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究が一部滞っていたため当該助成金が生じたが、次年度も引き続き研究を継続する意向である。

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公開日: 2024-12-25  

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